それぞれの秋。

 

今朝は気持ちいい秋晴れで、庭の草取りを、

 

岩田さんの妹の佐保子さんとしました。

 

佐保子さんは、わたしたちは、かこちゃんと呼んでいます。

 

かこちゃんは、昨日から、台風後で土がやわらかいうちにと、

 

庭の敷石の間のイワダレ草を抜いてくれて、今朝は、わたしも一緒に。

 

かこちゃんは、掃除するのがとても得ている人で、

 

仕事をすっきりこなすのを、いつも感心しています。

 

手と口を動かして、小一時間。

 

夏に物置に詰めた荷物や資料を、そろそろ動かさなあかんのやろうけど、

 

岩田さんはたとえ紙きれ一枚でも置いとく人やからと言ったら、

 

「それぞれでいいやんかあ。亡くなったお父さんが.『それぞれの秋やなあ』と笑って言ってたんよ。

 

その当時のドラマの影響なんやけど。人それぞれ。その人の人生やからね。

 

何でも無理せず、体が一番」とかこちゃんが言いました。

 

そうやなあ、と思い、お父さんの顔が想い浮かびました。

 

気持ちがふうっとあたたかくなりました。

 

それぞれでいい、それぞれがいい、それぞれの秋です。

 

 

 

 

 

 

香茗苑さん。

 

 

 

 

 

今日の夕方、帰宅が遅くなり、近所の香茗苑(シャオミンエン)さんに

 

自転車で出かけました。

 

香茗苑さんは、中国人夫妻がされているお店で、気軽に行けて

 

とても美味しいんです。

 

わたしは、中国語を三年も習って、

 

ハオチー(美味しい)、シェシェ(ありがとう)、、シーフ(ご主人)しか言えないんですが、

 

必ず、その3つの言葉を言います。

 

そのたびに、奥さんは、笑って、簡単な中国語で返してくださいます。

 

姫路に住み、子どもさんを大学に行かせて、夫婦で頑張っておられます。

 

今年の猛暑、厨房は50度近くなると聞いて、驚きました。

 

私たちの舌に合うように、ずいぶん、工夫されたと思います。

 

海老の天ぷら、春巻き、餃子、酢豚、炒飯。

 

今日も美味しくいただきました。

 

 

台風茶会。

 

外はだんだん風が強くなってきました。

 

シャカシャカシャカシャカ…。

 

じつ君がお抹茶を点てています。

 

今朝、おじいちゃんも一緒に買い物に行き、何かひとつお菓子を買ってやるぞ、とじいちゃんに言われ、

 

 

じつ君は、398円の栗羊羹を買いました。

 

「今日のおやつは、お抹茶点てるから、おばあちゃん、文句を言うたらあかんで」とじつ君。

 

口出し禁止、です。ハハ。

 

一階の和室を茶室と言って、台所のテーブルでお茶を点てない、というのがじつ君のこだわりです。

 

まずは、おじいちゃんに。そして、わたしと二歳のなおちゃんにも少し点ててくれました。

 

「うん!美味しいなあ!台風茶会やな、ええなあ」とおじいちゃんが言いました。

 

台風接近で落ちつかないときの、嬉しいいっぷくを、もらいました。

 

片付けていたら、なおちゃんが茶筅でシャカシャカ。

 

兄ちゃんの真似ですね。

 

 

はまち。

 

 

朝10時に、岩田さんを、明日が最終日の、

 

手柄山温室植物園に送りました。

 

弁当持ちで、残りのスケッチをする為です。

 

台風で多分明日は、休館かもしれないので、今日、出かけました。3時に迎えに来ると約束をして。

 

帰り道、最近出来た、大きなマックスバリューに寄りました。

 

チラシに、漁港からの鮮魚が週二回入荷とあって、のぞいてみたかったのです。

 

鰯が一盛り198円。

 

50センチ以上ある天然はまちが、980円。

 

お!と思い、すかさず買いました。

 

今日、じつ君は、来月21日にある、民謡と踊りの「秋の祭典」のリハーサルです。

 

日頃練習してきた、武田節を一人で踊ります。

 

嬉しいことやなあ、と思って、今夜は、はまちのしゃぶしゃぶにらしたらいいなあと思いました。

 

夕方、自分の出刃包丁を持ってきて、じつ君と一緒にさばきました。

 

「ハマチ、やなくて、ツバスやなあ。70センチ以上がはまちやで」とじつ君が言います。

 

「ハマチ、って書いてあったんやから」と応酬。

 

3枚におろしてもらったのですが、

 

一尾そのまま持って帰って欲しかったなあ、

 

おろしたかったなあ、と言うのです。

 

そんな感じで二人で料理していると、喋りが止まりません。それが楽しいのですが。

 

鰯の調理もじつ君がしてくれて、生姜たっぷりで煮ました。

 

「今日のはまちは、リハーサルと、秋の祭典の前祝いやで」とわたしが言うと、

 

「おばあちゃんも、かあちゃんも、ぼくも、前祝いが好きや!三代の遺伝やなあ」と言われ、

 

開いた口がふさがりません。

 

面白いこと言います。

 

じつ君は、自分の家の分を綺麗に盛り付けました。

 

庭でハランを取ってきて最後に仕上げしてました。

 

いやはや、ばあちゃんは、みごとに負けましたね。

 

わたしは、アッサリと盛り付けてます。

 

今夜は、台風前夜。

 

しゃぶしゃぶ、いただきます!

 

 

 

 

白浜・澤田店さんへ。

 

 

 

今日、岩田さんが、白浜町に取材に行くので、

 

11時過ぎに家を出て、澤田店(さわだみせ)さんで

 

早めのお昼ごはんにしました。

 

岩田さんはずいぶん前から、澤田店さんに行かせてもらっていましたが、わたしは初めてです。

 

いっぺん行かせてもらいたいと思ってきて、やっと叶いました。

 

山陽電車の白浜の宮駅前の整備で、お店が立ち退きになり、すぐそばで新しくなったお店です。

 

「創業昭和21年  しょうが醤油で喰らう 関東煮

 

澤田店」とあります。

 

お店に入ると、よく煮込んだ関東煮(かんとだき)が

目に飛び込んできました。

 

お店のご主人と奥さんがニコニコして迎えてくださいました。

 

うどん、関東煮、巻き寿司を注文しました。

 

巻き寿司は、注文してから巻かれます。

 

うどんの出汁が、スジ肉の味がするなあと思ったら、関東煮のお汁も足されるんや、と岩田さんが教えてくれました。

 

関東煮の鍋の迫力。

 

うどんも巻き寿司も、年季が入って、しかも、肩を張らない旨さ、という感じです。

 

美味しかったです!

 

帰りに、ご無沙汰している、味噌の小松屋さんに、

奥さんの顔を見に、お寄りしました。

 

白浜は、灘のけんか祭りで有名です。

 

小松屋さんの真向かいの屋台倉も戸が開け放たれ、

祭りの準備をされているようです。

 

もうまもなく祭りで、町は祭りを待つ雰囲気に包まれていました。

 

お葬式に行く。

 

今日の午後、ご近所の鈴代さんのお葬式に、

 

町内の方とマイクロバスで行きました。

 

昨日の朝7時の町内放送で、亡くなられたことを知り驚きました。

 

最近は家族葬が増えて、朝の放送はほとんどと言っていいほどなくなりました。

 

ミンたちを散歩させるとき、お宅の横を通るとき、

 

鈴代さんのお顔を見ないなあと、時折思っていました。

 

愛子さんが子どものとき、鈴代さんの子どもさんとひとつ違いでしたし、

その頃住んでいた家の、同じ隣保で、親しくさせてもらっていましたので、

葬儀に行かせてもらうことにしました。

 

今日、祭壇に飾られた写真は、ニッコリ笑った、いつもの鈴代さんでした。

 

ご主人が最後の挨拶で、10年に及ぶ治療を、よく頑張って、弱音を吐かず、

いつも、人にたいして優しかったこと。

料理が好きで、家族のために本当によくしてくれた、と言われました。

 

娘さんは、お母さんそっくりです。

 

初孫の顔をお母さんに見せることができて、よかったなあ、と思いました。

 

人は誰もが死ぬ、ということを現実味をおびて感じますが、

何も分からずにキョトンとして可愛いお孫さんを見ると、

幸せのバトンは繋がっていると思えるのです。

 

鈴代さんは、天からきっとみんなに微笑んでおられることでしょう。

十五夜の物語。

 

 

 

今夜は、川のほとりの美術館で、「十五夜の物語」

 

が、百回目を迎えました。

 

大手前通りにあった「街.発信」で始まった「十五夜の物語」。

 

8年になるそうです。

 

小林みね子さんの、地元の作家の作品の朗読と、

 

佐良和(さろお)に住むおばあさんに扮した、みね子さんの一人芝居。

 

左藤さん、松川さん、林さんのフォークソング。

 

木谷さんと岩田さんのかけあいの話しからはじまる「十五夜の物語」が

 

今夜、百回を迎えたことは、ほんとうに嬉しいことでした。

 

毎月足を運んでくださった方たちがあり、毎回演出を考え、出演してくださった友人,

 

そして、主催者の思いがあり続いた会でした。

 

 

今夜初めて、岩田健三郎さんの本、「友だち百物語」の朗読でした。

 

 

100回目にふさわしいと思っていましたし、楽しみにしていました。

 

小林みね子さんの声と、準備してくださった、

木谷さんがめくってくださる本の中から抜粋された絵を見ながら、

「友だち」が連なり繋がり、心の中で絵巻物のように広がっていきました。

 

2002年に、ソウルのホミ出版社から日本語と韓国語の「友だち百物語」が出版されました。

 

韓国で出版されるに至った、多くの人たちの友情を

 

思い返していました。

 

地球という星の、身近な生きものや自然の中の、「友だち」が、

 

岩田さんの絵と文によって、やさしく繋がりゆくことに感動しました。

 

ああ、岩田さんは、本当にやさしい人だ、と思いました。

 

今日、みね子さん扮する佐良和のおばあさんが、

 

20歳のえかきになりたいという人に語りかけました。

 

「えかきは、詩人や。そして、詩人は旅人や」と。

 

そのひと言に、胸打たれました。

 

そのことを、きっと、一番、岩田さんが感動しているだろうなあと思いました。

 

そして、そのあとの、「友だち百物語」は、

 

まさしく、その通りだと感じました。

 

16年前に出版された本が、今夜、光を放ち、解き放たれ、

 

私たちもまた、一緒に、旅をさせてもらったような素晴らしい夜でした。

 

お彼岸に。

 

今日の午後、妹たちと三人が顔を合わせました。

 

仕事を終えて直行する妹に、何か作っておくからと、

 

一緒に、遅めの昼ご飯を食べながら、ということで集まりました。

 

川のほとりの美術館の二階に、お仏壇がありますが、

 

これからのことも、話ししよう、という今日でした。

 

わたしたちにとって、実家が絶えたあとの、

 

両親の終の住処であり、まさしく、実家なのです。

 

生まれ育ったところは、父の仕事に合わせ、何回か変わりましたが、

 

広畑で長年暮らしました。

 

製鉄所のグリーンベルトで立ち退きになり、

 

いまは、緑地になり、父の会社や家も跡形もありません。

 

母が亡くなり、名前も絶え、家も無くなったわたし達に、

 

川のほとりの美術館の建設と、土台骨となる「実家」を岩田さんが提案してくれたことが、今日の話題に出ました。

 

 

そして、夜中に診療所で急死した母の気持ちに思いを馳せました。

 

いつか来る終い方を、妹たちと顔を合わせて、両親や祖父母や、私たちの家族や今を話し合うことにしました。

 

お彼岸にふさわしいひとときだったと思いました。

 

夕方、日曜日の銀谷祭りで買った、生野黒川の栗を茹でました。

 

実りの秋です。

 

 

うれしい日。

 

今日は、愛子さんの誕生日です。

 

二児のお母さんです。

 

川のほとりの美術館を、いっけん君と一緒に頑張って運営し、

 

ランチやスウィーツに、腕をふるっています。

 

朝、お誕生日おめでとう!と言いに行きました。

 

今日は朝から、じつ君は、かあちゃんの誕生日で張り切っています。

 

なおちゃんと一緒にお祝いの絵を描いて、飾ったり。

 

うれしそうです。

 

三色だんごを作ろう!と言い出して、結局は色をつけずに串団子を作りました。

 

ほんとうは、かあちゃんに、作りたかったのですが、夜には、ケーキもあるから、三時のおやつに。

 

子どもたちがこんなに、かあちゃんの誕生日を喜ぶのをみて、

 

愛子さんは、幸せやなあと思いました。

 

愛子さんが産まれた夜は、台風で。

 

出産の感動や興奮と、風の音で眠れない夜でした。

 

みんな、笑顔で元気に誕生日を迎えられることがなにより。

 

お誕生日、おめでとう。

銀谷祭りへ。

 

朝少し早めに出たので、10時から始まる銀谷祭りに1時間前に着きました。

 

岩田さんは、ここ数年、似顔絵を描かせてもらっていて、今日は井筒屋さんで、です。

 

井筒屋さんは、江戸時代に建てられた公事宿で、有形文化財で、いまは、交流施設になっています。

 

 

朝来市の職員の方二人が着物姿で、岩田さんに付いて下さいました。

 

座敷を使わせていただいて、屏風、床の間の前で似顔絵を。

 

始まる前までに、祭りの通りを歩きました。

 

今日は、じつくんとなおちゃんも一緒に行きました。

まだ準備されているのですが、お蕎麦、アマゴのフライ、回転焼きなど、朝から食べ歩きでした。

 

毎回楽しみの、山野草と野菜も買いました。 

 

岩田さんが絵を描き始めて、また外を歩きましたが、なおちゃんが、抱っこ、と言い始めました。

 

多分、眠くなったのでしょう。とても、夕方まで居るのはムリだと思って、先に帰ることにしました。

 

じつくんは、おじいちゃんと播但線で帰る、と言います。

 

わたしとなおちゃんは、国道を走り、神河町の楽やさんにお寄りして、ゆっくりさせてもらいました。

なおちゃんは、部屋にある台所セットやおもちゃで長いあいだ楽しそうに遊んでました。

 

夕方、駅に頃合いを見て二人を迎えに行きました。

 

お客様が途絶えず、じつくんが最後まで、おじいちゃんの手伝いをしたようです。

 

ほんとうに、お疲れ様でした。