寒い日、気持ち温か。

 

今朝、岩田さんを送ってから、川のほとりの美術館に行くと、

大工さんの栗原さんが朝一番に、厨房の棚を作って下さったようです。

早速撮影させてもらいました。

今日の仕事は棚作りで、あとは、来週からゆっくり工事が始まるようです。楽しみです。

 

 

今日も、風が強く、本当に寒い日でした。

 

夕方近く、有元悦子さんが来られたので、川のほとりに出かけました。

そろそろ帰ろうと思ったころ、山下数代さんが息子さんの真生さんと来られました。

 

車から真生さんが、お母さんの数代さんを抱くようにして車椅子に乗せられました。

 

「やあ、美樹さんに会えた!嬉しい!」と満面の笑みの数代さん。

 

「ああ、嬉しい。いっけん君のコーヒー!いつもの器でお願いします」と。

 

心得ているいっけん君。持ち手のないワインカップにコーヒーを入れてお出しして。

 

今日は、真生さんは仕事を休まれて、お母さんと護国神社にお詣りに行かれ、

こちらに来てくださったのです。

数代さんのお父さんは戦死され、護国神社にお祀りされているのです。

 

お正月のお話しをお聞きすると、

大晦日に、真生さんは、おせちを作られたようで、

その写真を見せていただきました。

 

お重ではなく、山下さんちの骨董の器に盛られたお料理、見事です。

 

数代さんは、「私は、口でおせち、作りました。私がしたのは、手綱こんにゃくだけ」と、ニコニコ。

 

難病に罹って五年目になられる数代さん。

 

歳は34歳よと、明るくサラリと。

 

高校の英語の先生で、生徒の憧れだった

数代さんは、テキパキと仕事と料理をされる闊達な方です。

 

今、肩の力が取れ、ご自分の病気を受け止められて、優しい空気に包まれておられます。

 

優秀なエンジニアの息子さんの真生さんは、数代さんのお母さん、つまりおばあさんも

よく世話されたようです。

お料理をされ、年末には掃除が大変だったと言われる真生さんのお話しを聞き、

「数代さんは、親孝行な息子さんを持たれましたね!」と言いながら、

胸に込み上げるものがありました。

 

山下さんちは、開館以来、ずっと川のほとりの美術館に寄り添ってくださいました。

 

閉館時間を気にされながら、いっけんのコーヒーは最高!と、

いつもこちらを励ましてくださいます。

 

寒い寒い日に、息子さんと来てくださったことがありがたくて。

 

川のほとりの美術館を続けてきてよかった、と思えるひとときです。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

山下数代先生の教え子です。ご様子が分かって嬉しかったです。有難うございました。FB仲間に(ほとんどが同窓生)シェアさせて頂きます。

  • 有元紀子
  • 2018/01/19 13:47